富山市のクセ毛・髪質改善美容院|Beldad(ベルダ)

縮毛矯正がすぐ取れるのはなぜ?長持ちさせるコツもご紹介

「縮毛矯正を長持ちさせたい」「すぐにくせ毛に戻ってしまう…」と悩んでいる方もいるでしょう。縮毛矯正がすぐ取れてしまうのには、美容師の技術力や熱処理不足などさまざまな原因が考えられます。

せっかくかけたのだから、少しでも長持ちさせたいですよね。そこで今回は、なぜ縮毛矯正がすぐに取れてしまうのか、その原因と対処法をご紹介します。くせ毛で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

縮毛矯正がすぐに取れる原因

縮毛矯正がすぐ取れるのにはいくつかの原因が考えられます。

髪の毛の状態

躍動感ある髪

縮毛矯正が長持ちするかどうかは、髪の毛の状態が大きく関わっています。そもそも、縮毛矯正は髪の毛への負担が大きいものです。強い薬剤を使用して、ヘアアイロンで熱処理をしていくので、髪の毛には相当なダメージが加わっています。

クセの強い髪の毛でも、薬剤とヘアアイロンのダブルパワーでようやくストレートヘアにできます。しかし、長持ちするかどうかは別の問題です。

例えば、縮毛矯正をかける前にヘアカラーをしていたとしましょう。ヘアカラーをすることで髪の毛の耐久性が下がり、薬剤やヘアアイロンのパワーが十分に伝わらない可能性があります。

他にも髪の毛があまりにも痛んでいたり、黒ぞめなどをしていたりする場合も、施術直後はストレートヘアになっていたとしても、すぐに取れてしまう可能性が高いです。

美容師の技術力

女性のヘアカットをする美容師

縮毛矯正は薬剤とヘアアイロンの2つをうまく使わなければ、きれいなストレートヘアにはできません。しかし、2つともパワーが強い分、とても高い難易度の技術が必要とされます。

つまり、美容師の技術が低いと薬剤やヘアアイロンをうまく扱えずきれいなストレートヘアにできない可能性があるのです。「プロだから大丈夫だろう」と思いきや、同じ美容室に在籍している美容師でも一人一人技術が異なるので、しっかり見極めなければいけません。

プロの美容師でも失敗する可能性があるほど、縮毛矯正は高い技術が必要になるものなのです。

薬剤の浸透が悪い

縮毛矯正は「還元剤」という薬剤を使用します。髪の毛の間にある結合を切って、切断した結合をストレートに再結合させる役割があります。

しかし、薬剤の浸透が悪ければうまく結合できず、きれいなストレートヘアにならないのです。薬剤の浸透率も髪の毛の状態や、美容師の技術力が大きく関係します。

熱処理不足

縮毛矯正は薬剤が浸透しても、その後の熱処理がうまくいかなければきれいなストレートヘアにはならないでしょう。まっすぐな髪の毛にするためには、必ず熱処理が必要です。基本的には高温のアイロンを使い、切れた髪の毛の結合を熱の力でまっすぐにしながら形状を固めていきます

しかし、まっすぐに形を固める中で熱の入れが弱いと、すぐにクセが戻る可能性があります。きれいに仕上げられるかどうかは、薬剤を浸透させること、熱処理をしっかりすることのいずれも欠かせないポイントです。

アイロン前のドライ

ドライヤーで髪を乾かす美容師

縮毛矯正をかける際は熱処理が欠かせません。しかし、クセが強い方はアイロン前のドライヤーで髪の毛を乾かしている間にも切った結合がつながって、そのまま固まる場合があります。クセが強い方ほど、必要以上に乾かしすぎるのは厳禁なのです。

必要以上に乾かした後にアイロンを入れても、既に結合してしまっているのできれいな仕上がりにはできません。そのため、美容師が一人一人のクセを見て、どれだけの時間をドライに当てるのか見極めなければいけないのです。

ここまで長持ちしない理由を説明していきましたが、どれだけ高い技術が必要なのか、美容師の技術力を見極めることがどれだけ大切なのかを知っていただけたでしょうか?

オーダーが伝わっていない

縮毛矯正をかける際に「自然な形でお願いします」とオーダーしている方も少なくないでしょう。しかし、「自然な形」といっても、美容師によって捉え方は異なります

オーダーがしっかり伝わっていないと、自分が理想としている仕上がりにならない可能性が高いです。特にクセが強くて悩んでいる部分やどのような仕上がりになりたいのかを細かく伝えることが大切です。

薬剤とアイロンの処理次第で、仕上がりの質感のコントロールができます。あまりにナチュラルに仕上げすぎると、すぐに元に戻ってしまう可能性があるので注意が必要です。

縮毛矯正を長持ちさせるコツ

「せっかくかけた縮毛矯正を長持ちさせたい」と考えている方もいるでしょう。縮毛矯正も安くできるものではないので、できるだけ長持ちさせたいものです。

最後に縮毛矯正を長持ちさせるコツをご紹介します。縮毛矯正をかける前や後でも長持ちさせられるポイントがあるので、ぜひチェックしてみてください。

技術力の高い美容師を探す

まずは技術力の高い美容師を探しましょう。上記でもお伝えしましたが、縮毛矯正は繊細で高度な技術が必要です。技術が未熟な美容師だと納得のいく仕上がりにならないかもしれません。

例えば、きれいなストレートヘアになっている友達や知人がいるなら、どこでかけたのか聞いてみましょう。友達や知人の紹介でなら、気軽に足を運べますし、紹介特典などもあるのでお得に施術できる可能性もあります。

また、新規で行く場合は事前のリサーチが重要なポイントです。美容室の公式サイトではそれぞれの美容師の実績が掲載されている場合があります。できればビフォーアフターの写真が掲載されている方が望ましいです。実際の写真があればどのような仕上がりにしてくれるのかのイメージが湧きやすいので、その美容師の実力を確かめられるでしょう。

ネットの口コミを参考にするのも良いですが、偏見の意見も多くあるのであくまでも参考程度に留めておくことがポイントです。

カウンセリングで髪の毛の履歴を詳しく伝える

カウンセリングではこれまでの髪の毛の履歴を詳しく伝えることが大切です。これまで何回カラーをしたのか、黒染めやパーマなどの有無も全て伝えましょう。いくら実力のある美容師でも、髪の毛を触っただけではわからないこともあります。

もし自分でセルフカラーをした経験があるなら、紙にまとめておくと良いでしょう。美容室で行ったメニューだけではなく、セルフで行ったメニューも詳細に伝えることがポイントです。

当日から2日まではシャンプーを控える

バスルームで髪の毛のシャンプーをする若い女性

縮毛矯正をかけてから2日後ぐらいまでは、シャンプーを控えるようにしましょう。施術直後はきれいなストレートヘアに固定されているように見えるのですが、まだ髪の毛に定着していない状態です。

その状態でシャンプーをすると薬剤が流れて、すぐに縮毛矯正が取れてしまう可能性があります。薬剤が定着するまでは一般的に48時間程度かかるとされています。48時間以内はできるだけシャンプーを避けて、薬剤や熱処理の力を定着させるようにしましょう。

シャンプーは弱酸性のものを使う

「2日間も髪の毛を洗えないのはきつい」とどうしてもシャンプーをしたい場合は、弱酸性のものを使いましょう。シャンプーをする際もゴシゴシとこすらず、やさしく丁寧に洗うことが大切です。

こするより、髪の毛を握りながら揉み込むように洗いましょう。シャンプー後もタオルでゴシゴシ拭かず、優しく水分を取り除いてください。

髪の毛の水分をある程度拭き取ったら、保湿力のある洗い流さないトリートメントをつけてケアしましょう。十分に揉み込んだら、しっかり乾かしてください。

ヘアケアを徹底する

ビューティーイメージ

縮毛矯正をかけた後は、髪の毛がとてもデリケートな状態になっています。髪の毛を守るためにも、いつもより念入りにお手入れをしましょう。

ヘアケアをしなければダメージが蓄積して、せっかくストレートヘアにしたのにパサパサに見えてしまう可能性があります。保湿力の高いトリートメントやヘアオイルなどを使って、たっぷり髪の毛に栄養と水分を補ってあげてください。

くせ毛用商品は使わない

髪の毛をブラシで解く女性の後ろ姿

縮毛矯正をした後はくせ毛用商品は使わないようにしましょう。くせ毛用商品にはアルカリ性の物質が含まれていることが多く、髪の毛に大きなダメージを与える可能性があります。

ダメージが加わったことが原因で、縮毛矯正が取れる場合があるので注意が必要です。

ヘアカラーをする際は慎重に検討する

縮毛矯正をかけた後にヘアカラーをする際は、慎重に検討しなければいけません。縮毛矯正だけでも髪の毛に大きなダメージが加わっているのに、そこにカラーが加わることで、より重大な負担がかかってしまうのです。

そもそも縮毛矯正をかけると、ヘアカラーがしづらくなります。縮毛矯正の際にはヘアアイロンで熱処理が行われるのですが、この過程が髪の毛のタンパク変性を引き起こし、染まりづらくなるのです。

縮毛矯正をかけた後にヘアカラーをするのであれば、理想の仕上がりになりにくいことを把握しておきましょう。また、染めた後は特に慎重にヘアケアをすることが大切です。ヘアケアを怠るとぱさつきが目立ち、ストレートヘアに見えなくなる場合もあります。

少し高めのヘアケアアイテムでお手入れしても良いですが、もったいないからと少量ずつ使っても意味がありません。安いヘアケアアイテムでも十分な量でお手入れしてあげれば、髪の毛を保護できるでしょう。

アイロンを極力控える

縮毛矯正後はアイロンを極力控えるようにしましょう。できればブローで済ませるのがおすすめです。ブローも熱によるダメージはありますが、アイロンと比べるれば負担を大きく軽減できます。

もちろん何もしない方が髪の毛に負担はかからないのですが、きれいに見せるためにアイロンしたいと思っている方もいるでしょう。しかし、アイロンは熱によるダメージが大きいので、ブローで整えられるように意識してみてください。

髪の毛を濡らしたらしっかり乾かす

タオルで髪を拭く女性

髪の毛を濡らした後はしっかり乾かしましょう。パーマの場合は「根元だけ乾かすように意識してください」と言われる場合がありますが、縮毛矯正の場合は全体をしっかり乾かすことが大切です。

濡れた状態の髪の毛は痕がつきやすいです。クセをそのままにすると痕がついて、ストレートヘアを維持できなくなるので根元から毛先まで十分に乾かすようにしましょう。

ストレートヘアをキープするためには乾かし方にもポイントがあります。髪の毛を乾かす際はヘアケア剤をつけてからドライヤーを当ててあげましょう。ヘアケア剤をつけなければ髪の毛の水分が蒸発して、乾燥ダメージが広がってしまいます。ミルクやオイルなど何でもいいので、ヘアケア剤で水分の蒸発を防ぎながら乾かしましょう。

また、軽く髪の毛を下に引っ張りながら乾かすことで、ストレートヘアを維持しやすくなります。根元のクセやうねりを治せるので、意識してみてください。

まとめ

縮毛矯正はかけ方によってすぐ取れてしまいます。縮毛矯正を長持ちできるかどうかは日頃のお手入れと、美容師の技術にかかっているといっても過言ではありません。

縮毛矯正は高度な技術が必要になるので、まずは実績と信頼のある美容師を探しましょう。美容師を探した後は髪の毛の履歴を詳しく伝えること、いつもより念入りにヘアケアをすることを意識してみてください。丁寧にお手入れすることでストレートヘアを長持ちさせられるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA