毎日鏡を見るたびに、うねりや広がりが気になって憂鬱な気分になっていませんか。
湿気の多い日や雨の日は特に髪がまとまらず、鏡の前でため息をつくことも多いのではないでしょうか。
「くせ毛 ヘアオイル」と検索して、選び方やおすすめランキング、口コミをチェックしても、結局どれが自分の髪質(剛毛や猫っ毛)に合うのか、メンズでも使えるのか、使い方は合っているのかと迷ってしまいますよね。
この悩み、実は成分選びとちょっとした使い方の工夫で驚くほど解消できるんです。
詳しく解説していきますので是非参考にしてください。
くせ毛に最適なヘアオイルの選び方

くせ毛を扱いやすくするためには、ただなんとなく人気の商品を選ぶのではなく、自分の髪質や悩みの原因にマッチした「成分」と「テクスチャ」を見極めることが何よりも大切です。
生まれつきのくせ毛の場合
生まれつきのくせ毛は、毛穴の形状が曲がっていたり、髪内部のタンパク質(コルテックス)の分布が不均一であったりすることが主な原因です。
直毛の人の髪は内部の組織が均一に並んでいますが、くせ毛の人の髪は、水を吸いやすい部分とそうでない部分が偏って存在しています。
この構造的な特徴により、直毛に比べて水分を保持する力が弱く、空気中の湿気を不均一に吸い込んでしまうという性質を持っています。
湿気を吸い込んだ髪は、内部の水素結合が切れて再結合することで、不規則にうねったり広がったりしてしまいます。
そこで重要になるのが、ヘアオイルによる「疎水性のコーティング」です。
油分で髪の表面を包み込み、外部からの湿気の侵入を物理的にブロックすることで、うねりの発生を防ぎます。
特に雨の日は、この「油分の盾」があるかないかで、夕方の髪の状態が大きく変わります。
ひどいくせ毛に悩んでいる方に向けて
「何をしても広がってしまう」というひどいくせ毛の方には、コーティング力の高い成分が配合されたオイルがおすすめです。
特に注目したいのがシリコン(シリコーン)です。
一時期ノンシリコンブームもありましたが、くせ毛の管理、特に「広がり」や「湿気対策」においては、シリコンは非常に優秀な味方になります。
成分表示に以下のような名称が含まれているかチェックしてみてください。
- ジメチコン
- シクロペンタシロキサン
- シロキサン
これらは髪表面に均一で滑らかな皮膜を作り、摩擦を減らして指通りを良くすると同時に、強力なバリア機能で湿気を遮断してくれます。
シリコンに加え、アルガンオイルやツバキオイルなどの植物性油脂が含まれていると、髪にしっとりとした重みを与え、物理的に広がりを抑える効果が期待できます。
ヘアミルクとオイルの使い分け
よく「ヘアミルクとヘアオイル、どっちが良いの?」という疑問を耳にしますが、これらは役割が明確に異なります。
ヘアミルクは水分が主成分で、髪の内部に潤いを与えるのが得意なアイテムです。
一方で、ヘアオイルは油分で蓋をして、水分の蒸発と湿気の侵入を防ぐのが得意です。
くせ毛の広がりを抑えることが最優先であれば、まずはヘアオイルを選ぶのが正解です。
ただし、髪の乾燥があまりにも激しくパサパサしている場合は、ミルクで水分補給をした後にオイルで蓋をする「重ね付け」も効果的です。
くせ毛とヘアオイルの相性や、さらに詳しいメリットについては、こちらの記事でも解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
くせ毛におすすめのサロン専売オイル3選

「ドラッグストアのオイルでは、どうしても夕方には広がってしまう」「もっと根本的に髪質を扱いやすくしたい」という方には、やはりサロン専売品がおすすめです。
市販品とサロン専売品の大きな違いは、有効成分の濃度と、髪の内部に働きかけるアプローチの深さにあります。
美容師がサロンワークでお客様の髪を仕上げるために開発されたこれらのオイルは、使うたびに髪の手触りが変わるのを実感できるはずです。
くせ毛の悩み別に、プロも絶賛する3つの名品をご紹介します。
ミルボン エルジューダ MO
剛毛で髪が太く、硬くて扱いにくいという方にまず試していただきたいのが、ミルボンの「エルジューダ MO」です。
このオイルの最大の特徴は、「髪を柔らかくする」という点に特化していることです。
配合されている「オリーブスクワラン」が、硬くなった髪のタンパク質をほぐし、しなやかな状態へと導いてくれます。
実際に手に出してみると、少しとろみのある重めのテクスチャーですが、髪に馴染ませると不思議とベタつかず、内側からしっとりと落ち着く感覚があります。
- 内容量:120ml
- 参考価格:2680円(税込)
モロッカンオイル トリートメント
「オイルケアのパイオニア」として世界中で愛されているモロッカンオイルは、くせ毛ケアにおいても非常に優秀です。
主成分であるアルガンオイル(保湿成分)は、抗酸化作用を持つビタミンEを豊富に含んでおり、紫外線や乾燥などの外部ダメージから髪を守るバリア機能に優れています。
湿気でうねりやすい髪を、油分の膜でしっかりとコーティングしてくれるため、雨の日でも広がりを抑えられます。
テクスチャーは濃厚ですが、髪につけるとスッと浸透し、指通りが驚くほど滑らかになります。
特有のバニラムスクの甘い香りはファンが多く、香水代わりとしても楽しめるのが魅力ですね。
- 内容量:25ml・50ml・100ml
- 参考価格:1,760円・3685円・4950円(税込み価格)
オージュア インメトリィ フィクスコンセントレート セラム
最後にご紹介するのは、ミルボンの最高峰ライン「Aujua(オージュア)」から登場した、くせ毛とダメージケアに特化したシリーズ「インメトリィ」のオイル(フィクスコンセントレート セラム)です。
この製品は、くせ毛特有の「毛髪のゆがみ」に着目して開発されました。
インメトリィは、このゆがんだ構造を整える成分を配合することで、乾かすだけでストンとまとまる、艶やかな髪を実現します。
価格は高めですが、縮毛矯正をかけるほどではないけれど、うねりを何とかしたいという方にとっては、救世主となる一本です。
サロンでのトリートメント施術と合わせてホームケアとして使うのが最も効果的です。
- 内容量:100ml
- 参考価格:5,830円(税込価格)
くせ毛向けヘアオイルのおすすめ市販3選

「サロン専売品が良いのは分かるけれど、まずは手軽にドラッグストアで買えるものから始めたい」「毎月続けるなら、お財布に優しい価格帯が嬉しい」という方も多いですよね。
最近の市販ヘアオイルは非常に進化しており、1,500円前後の価格帯でも、サロン品質に迫る優秀なアイテムがたくさん登場しています。
特に日本のドラッグストアは激戦区なので、メーカー各社が研究を重ねた「うねり特化型」の製品が豊富に揃っています。
その中から、実際に成分と口コミ評価のバランスが良い3つを厳選しました。
&honey Melty モイストリペア ヘアオイル 3.0
ドラッグストアのヘアケアコーナーで、ひときわ目を引く可愛らしいハチミツ壺のようなボトル。
&honey(アンドハニー)のメルティシリーズは、その名の通り「水分量」にこだわったうねりケアの代表格です。
くせ毛の大きな原因である「乾燥」に対し、ハチミツやローヤルゼリーなどの保水成分を贅沢に配合することで、髪の水分量をコントロールします。
特に、雨の日に髪が爆発してしまう方や、乾燥してパサパサに見えるくせ毛の方におすすめです。
とろっとしたハチミツのようなテクスチャーですが、髪に馴染ませると重すぎず、しっとりとしたまとまりが出ます。「シャワーローズハニー」の甘い香りに癒やされながら、うねりを落ち着かせることができます。
- 内容量:100ml
- 参考価格:1540円(税込)
ululis ピンクミー ウォーターコンク スリーク ヘアオイル
「くせ毛用のオイルを使うと、どうしてもベタついてペタッとしてしまう…」という猫っ毛・軟毛の方に救世主としておすすめしたいのが、ululis(ウルリス)のヘアオイルです。
この製品の最大の特徴は、髪内部の水分バランスを整える「水溶性保水成分」を主体としている点です。
油分でギトギトに抑え込むのではなく、髪のインナードライを解消することで、サラサラのままうねりをケアします。
独自開発の「うねりケア成分」が、扱いやすい髪へと導いてくれます。
水のようにさらりとしたテクスチャーで、手に出してもベタつきが残りません。ピンクネコをモチーフにしたボトルデザインも人気ですが、中身も実力派。細い髪でもボリュームを損なわずにまとまります。
- 内容量:100ml
- 参考価格:1,540円
ミジャンセン パーフェクトオリジナルセラム
韓国コスメの定番として日本でも大人気となった「ミジャンセン」のパーフェクトオリジナルセラム。
その人気の秘密は、圧倒的なコストパフォーマンスと補修力にあります。
アルガンオイルを含む7種類の天然由来オイルを黄金比で配合しており、カラーやパーマ、そして日々のアイロン熱で傷んだ「ダメージくせ毛」に最適です。
ダメージによって空洞化した髪はうねりが出やすくなりますが、この濃厚なセラムがダメージホールを埋め、ツヤのある髪に仕上げてくれます。
「オリジナル」タイプは、濃厚なのに不思議とベタつかない絶妙なバランスが魅力。
ドン・キホーテやドラッグストアで手軽に購入でき、毎日のドライヤー前のアウトバストリートメントとしてガンガン使えるのも嬉しいですね。
- 内容量:80ml
- 参考価格:1,540円(税込)
メンズのくせ毛スタイリング術

男性のくせ毛や短髪の場合、ヘアオイルはケアだけでなくスタイリング剤としても活躍します。
少し重めのテクスチャのものを選ぶことをおすすめします。
タオルドライ後に馴染ませてドライヤーで乾かすだけで、自然な束感とツヤが出ます。
ワックスと混ぜて使うことで、セット力をキープしつつパサつきを抑えることも可能です。
男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いため、根元にオイルがつくと不潔に見えてしまうことがあります。
必ず毛先を中心に塗布し、頭皮にはつけないようにしましょう。
スタイリングを維持する塗布法
朝のスタイリングを夜までキープするためには、「塗る順番」と「均一化」が鍵となります。
美容師も実践している以下の手順を試してみてください。
- 適量を守る:ショートなら1〜2滴、ロングでも3〜4滴からスタートします。つけすぎはベタつきの元です。
- 手のひらで温める:手のひらに広げたら、指の間までしっかりオイルを伸ばして温めます。
- 内側から手ぐしを通す:いきなり表面につけるのはNGです。襟足や耳周りの内側から手を入れて、毛先に向かって馴染ませます。これにより、髪の内側の膨らみを抑えられます。
- コームでとかす:これが一番のポイントです。目の粗いコームで髪全体をとかし、オイルを一本一本に行き渡らせます。手だけではどうしてもムラになりますが、コームを使うことで均一にコーティングされ、ベタつきも防げます。
- 前髪と顔周りは最後に:手に残ったごく少量のオイル(残液)で、前髪の毛先をつまむように整えます。
特に雨の日などは、仕上げにもみあげや耳周りの毛にオイルを少し足して「耳掛け」をすると、サイドの広がりを物理的に抑えられますよ。
まとめ
今回はくせ毛に悩んでいる方にむけて、ヘアオイルの選び方、おすすめの商品、スタイリングの方法を詳しく解説しました。
自分の髪質に合ったヘアオイルを見つけ、正しい使い方をマスターすれば、コンプレックスだったくせ毛も、ツヤのある魅力的な個性へと変わります。
ぜひ今日から実践して、雨の日でも気分の上がる髪を手に入れてくださいね。

