「今日も髪の毛がうねる」「くせ毛が気になる」など、くせ毛に対する悩みは尽きませんよね。自分のくせ毛とうまく付き合っていくためには、自分のくせのタイプを知り、くせに合わせた髪型やスタイリングをすることが大切です。
今回は、くせ毛を活かすために知っておきたいポイントについてお伝えしていきます。
くせ毛を活かすためにはくせの種類を知ることが大切
くせ毛を上手に活かすためには、「自分がどのタイプのくせ毛なのかを知る」ことが大切です。
一番確実なのは、美容院でカウンセリングを受けて美容師に判断してもらうことですが、そもそもくせにはどんなタイプがあるのか気になりますよね。
ここではくせ毛のタイプとその特徴を説明します。どのタイプが自分に当てはまるのか、確認してみてください。
うねりが気になる波状毛
日本人にもっとも多いくせ毛が「波状毛」です。雨や湿気の多い日にくせが出やすく、濡れると波のようにS字に強くうねります。髪の手触りにチリチリ感はなく、くせ毛のなかでも比較的扱いやすいくせ毛です。
「雨の日にS字にうねる」「頭が髪のせいで四角く見える」といったくせが出る方は、波状毛かもしれません。しかし、くせには個人差があるため「ゆるいウェーブになる」「前髪だけがうねる」「髪の内側だけがうねる」など、症状は人それぞれです。
ねじれと切れ毛の捻転毛
髪の毛が「らせん状にねじれている」方は、捻転毛の可能性があります。髪の手触りが「ざらざら・デコボコ」という特徴があり、切れ毛になりやすい少し厄介なくせ毛です。
髪の毛の太さにもバラつきがあるため、キューティクルが剥がれやすくなってしまいます。
また、捻転毛の方は髪が乾いているときにくせが強くなることが多く、濡れているときにはうねりが落ち着きます。
捻転毛と波状毛のどちらのタイプか見分けがつかない方は、髪が濡れているときと乾いているときの「どちらのときにくせが強くなるか」をポイントに見分けてください。
縮れが目立つ縮毛
髪が縮れているくせ毛は縮毛と呼ばれていますが、日本人には少ないくせ毛です。水分を弾くため、髪質がパサパサ、チリチリしていることが特徴です。くせが強くて扱いにくく、根元の部分からくせが強く出てしまいます。
髪の毛がデコボコしている連珠毛
蓮珠毛はその名の通り、髪の毛1本1本が珠のようにデコボコしているくせ毛です。髪の太さがまばらになっているため、ツヤ感がなく、手触りが悪いことが特徴です。また、切れ毛も多く、ブラッシング中に髪の毛が切れてしまうことも多くみられます。
指を髪の毛のなかに通してみて、ボコボコした感じがする方は蓮珠毛かもしれません。
どんな髪型にしたいのかイメージしてみる
自分のくせ毛のタイプがわかったら、どんな髪型になりたいのかイメージしてみましょう。くせ毛を活かすためには「パーマをかける・くせ毛そそのまま活かす」の2つの選択肢があるので、それぞれ説明していきます。
パーマをかけてくせ毛を活かす
くせ毛をヘアアレンジ風に活かしたいのであれば、あえてパーマをかけることをおすすめします。くせ毛はアシメントリーにうねっていることが多く、まとまりづらいことがほとんどです。
しかし、パーマをかけてあげれば髪の毛全体が同じ方向にウェーブするため、とても扱いやすくなります。
また、パーマをかけることによってボリュームの調整もできるので、「くせ毛のせいでボリュームがない、ボリュームがありすぎる」といった悩みも同時に解決することが可能です。
髪の毛のスタイリングのしやすさや、扱いやすさを重視するのであれば、パーマをかけてみましょう！
くせ毛をそのまま活かすならスタイリングを工夫する
パーマをかけずにそのままくせ毛を活かしたい方は、スタイリングを工夫しましょう。最近では「くせ毛風スタイリング」がトレンドなので、くせをうまく活かせばトレンドに沿った髪型になりますよ！
くせ毛風のアレンジにしたいときには、メリハリを作ることがポイントです。前髪や顔まわりの髪の毛はコテを使ってストレートにセットし、サイドと後ろの髪の毛はワックスやムースを使って「くせ」を出します。
メリハリを作ることで、くせではなく「くせ毛風のアレンジ」に見せることができます。くせ毛の方におすすめのワックスはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
[clink url=”https://www.hair-beldad.jp/curlyhair-wax/”]
くせ毛を活かすためにはカットの方法も大切！
くせ毛を活かすためには、カットも方法も大切。そのため、くせ毛の知識やカットの経験が豊富な、くせ毛専門の美容室でカットをすることをおすすめします。なぜ、くせ毛専門の美容室がいいのか、どんな髪型にすればいいのかをここで説明します。
くせ毛に詳しい美容室でカットする
くせ毛の方はカット方法にも気をつけなければなりません。誤ったカットをしてしまうと、髪の毛がとても扱いづらくなります。しかし、くせ毛はカット方法にも知識やコツがいるため、うまく扱える美容師は多くはありません。
そこで安心してカットを任せられるのが、くせ毛専門美容室の美容師です。くせ毛専門の美容室であれば、くせ毛の知識はもちろん扱い方や生え方まで把握しているので、スムーズに施術してもらえます。
また、くせのタイプによってどんな髪型が向いているのか、どう扱ったらいいのかなどの、アドバイスも受けることができるのもうれしいポイントです。くせ毛を活かしたカットをしたいのであれば、くせ毛専門の美容室に行ってみましょう！
ショートボブにする
くせ毛を活かしたカットをしたいのであれば、ショートボブにしてみましょう。ショートボブは髪の毛の広がりを活かせるだけではなく、骨格をキレイに見せる、うれしい二重効果もあります。
ヘアアレンジでくせを活かす、パーマをかけるのどちらにしてもショートボブは扱いやすいのでおすすめです！
くせ毛×ショートボブについては、こちらの記事に詳しくまとめています。
[clink url=”https://www.hair-beldad.jp/curlyhair-bob/”]
くせ毛を活かせばうねりの悩みも解消できる！
くせ毛はなかなか改善が難しいので、できればうまく付き合っていきたいですよね。自分のくせ毛のタイプを知り、そのくせに合った髪型やスタイリングをすれば、くせ毛に対する悩みも軽減されるはずです。
今回紹介したポイントを参考に、くせ毛専門店の美容師に相談してみてくださいね！
