髪の毛にダメージを与える原因

 

そもそも髪が痛むってどういうこと?

髪が傷んでパサつきやごわつきが目立っていませんか。
以前よりも髪の毛がまとまらない場合や指通りが悪くなった感じている方は、もしかしたら髪が大きなダメージを受けてしまっているかもしれません。

髪は、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの3構造になっており、この中で最も影響を受けやすいのがキューティクルです。
キューティクルがさまざまな要因により剥がれてしまうと、タンパク質や水分が出てしまい髪が傷みやすくなるので注意が必要になってきます。
ダメージのない美しい髪をキープするには、痛みの原因を取り除き正しいヘアケアを続けることが大切です。

髪の毛が痛む原因とは

髪の毛の痛みは、お手入れ不足だけが要因となって引き起こされるわけではありません。
パーマやカラーリング薬剤の影響を受けることや間違った髪のお手入れを続けてしまうなど、さまざまなことが引き金となって髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。

①パーマ・カラーリング薬剤

パーマやカラーリング薬剤の中には、キューティクルを剥がしてしまう成分が含まれています。
パーマやカラーリングをする際には、キューティクルの内側にあるコルテックスにまで薬剤を浸透させなければならないため、髪に大きなダメージを与えてしまうのです。

最近では、髪に負担をかけないパーマやカラーリング薬剤も増えてきました。
髪のダメージを軽減したいのであれば、負担の少ない薬剤を使用することや安全性の高い施術を受けることも美髪を守る対策法です。

②ドヤイヤー・アイロンの熱

ドライヤーやアイロンの熱は、思っている以上に高温です。
そのため、長時間にわたって髪に当ててしまうと熱ダメージにより、キューティクルがとても傷付きやすくなります。
しっかりとタオルドライをしてから短時間でドライヤーを使用して髪を乾かすことやアイロンの温度を調整するなど、使用方法を見直してみることも髪のダメージを防ぐコツです。

③ブラッシング

髪の毛が絡まった状態で無理にブラッシングしてしまうと枝毛や切れ毛の原因になります。
無理にブラッシングをし続けた結果、キューティクルだけでなくコルテックスにまでダメージを与えてしまうこともあるため、優しく丁寧にブラッシングすることをおすすめします。

髪の毛をブラッシングする時には、毛先から優しく絡みを取っていくことが痛みを軽減するポイントです。
毛先から少しずつブラッシングをしていくと大きな力をかけることなく、髪の絡まりや軋みを取ることができます。

スタイリング剤の酸化

髪の毛に付けるスタイリング剤は、紫外線によって酸化してしまうことがあります。
酸化したスタイリング剤を長時間にわたり髪に付けたままにしてしまうと酸化物が溜まり髪の毛に悪影響を及ぼします。
紫外線は、一年中降り注いでおり、スタイリング剤を酸化させるなど性質を変えてしまうだけでなく、肌や髪を乾燥させてしまうこともあるので要注意です。
美しい髪の毛をキープしたい方にとって紫外線は大敵です。
スタイリング剤を使用する時には、髪の日焼け止めを使用することや帽子を被るなど紫外線対策をしてみるといいでしょう。

髪のダメージの改善方法

一度痛んでしまった髪の毛を改善することは難しいと思っていませんか。
実は、髪をカットする方法以外にもダメージケアに効果的な方法があります。

手軽に使用できる市販のトリートメントを使用したことでダメージを受けた髪を驚くほど改善することができたと実感している方も少なくできません。
ここからは、誰でも手軽にできる髪のダメージ改善方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

トリートメントで栄養補給

痛んでしまった髪の毛には、積極的に栄養を補給してあげることが欠かせません。
美容室でのケアはもちろんのこと、日々のお手入れでもダメージケアに最適な成分が配合されたトリートメントを使ってみるといいでしょう。

ダメージケアに最適な成分といえば、タンパク質や保湿成分が配合されたトリートメントです。
摩擦や紫外線のほか乾燥などの外部刺激から髪を守ることができ、美しい髪へと導いてくれます。

正しくドライヤーを使う

ドライヤーを使用する時には、しっかりとタオルドライし短時間で髪を乾かすことを意識するだけでなく、髪とドライヤーの距離にも注意することが大切です。
髪とドライヤーの距離が近すぎると熱ダメージを与えてしまい、髪は傷みやすくなります。
ドライヤーは、髪の毛に近づけすぎないように注意し根元から乾かしていくこともダメージを抑えるコツです。

痛んだ部分をカットする

毛先の痛みが目立つのであれば痛んだ部分を定期的にカットすることもおすすめの方法です。
一度痛んでしまった髪の毛を修復することは難しく、そのまま放置してしまうと枝毛が増える場合やパサつきやごわつきが悪化してしまう可能性もあります。
髪の痛みを効率良く改善したいという方は、マメに痛んだ部分をカットしてみるといいでしょう。
数ミリカットするだけでダメージの気にならない健康な髪の毛を取り戻せます。

相談できる美容室を探そう

年齢を重ねると髪の毛の悩みは増えてきます。
以前よりも髪の毛のダメージが気になるようになった・白髪や抜け毛が増えたなどさまざまな悩みを抱えている方も少なくありません。

自己流のケアで髪のお手入れをしているという方もいますが、効果的なケアをしたいのであればなんでも相談できる美容室を見つけておくこともおすすめの方法です。
髪の毛に関する専門的な知識を持ち合わせており、一人ひとりの髪の毛の悩みに合ったアドバイスをしてくれるので、効率良く髪の悩みを解消することができます。

まとめ

髪の毛にダメージを与えてしまう原因は数多くあります。
日頃何気なくやってしまっている間違ったヘアケアや定期的にパーマやカラーリングを繰り返すことによって髪の毛の痛みが目立ってしまいます。
年齢を重ねても美しい髪を維持したいのであれば、正しいヘアケアを行うだけでなく安心安全な施術を提供している美容院を探すことも必須と言えるでしょう。

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