「ショートヘアにしたいけど、くせ毛だし…」と諦めていませんか?
実はくせ毛の方にこそ、ショートヘアがおすすめです。
くせ毛や骨格を活かした髪型にすれば、ショートヘアにしても失敗することはありません!
今回はくせ毛のショートでも、失敗しないコツを紹介します。
くせ毛がショートで失敗する理由
くせ毛の方がショートヘアにしたときに失敗する理由はいくつかあります。失敗する理由を知っておけば、美容師に髪型をリクエストするときに失敗する要因を防げますよね。
ここでは、くせ毛の方がショートヘアにして失敗してしまう理由を確認していきましょう。
切りすぎた
髪を切りすぎてしまうのは、くせ毛の方がショートにしたときに一番多い失敗ポイントです。
くせ毛の方は髪にパサつきがあり、まとまりにくいのが特徴。そのため、髪を切りすぎてしまうと余計にまとまりにくくなってしまい、髪の量が少ないのでセットも難しくなってしまいます。
切った日には美容師が上手にセットしてくれるのですが、次の日から自分でセットするとうまくいかなくなり、「失敗した」と感じてしまう方が多いようです。
くせのせいで左右の長さがズレて見える
くせをうまく生かせてない切り方をしてしまうと、左右の長さがズレて見えてしまいます。左右の長さは揃っているはずなのにくせで髪の毛がハネてしまい、左右の長さがズレてしまうのです。
せっかく髪をセットしても左右がズレて見えるので、ストレスに感じてしまうでしょう。
骨格に合わせたショートにすれば失敗知らず
くせ毛の方がショートヘアにするときには切りすぎないことも大切ですが、骨格に合わせた髪型にすることも大切です。ここでは、骨格別にオススメのショートヘアを紹介します。
自分の骨格に合ったショートヘアを探してみてください。
卵型さんはバランスに気を付けて
理想的な骨格と言われている卵型ですが、切り方によって面長に見えたり幼く見えたり…と骨格がうまく活かせないことも。そのため、前髪とサイドのボリュームに気を付けてカットしましょう。
卵型の方も面長の方と同様に前髪はつくり、サイドの髪のボリュームを持たせるのがポイントです。
ベリーショートにしたい方は前髪と横の髪にボリュームを残し、丸みのあるシルエットを意識してカットしてください。
丸顔さんは長め前髪がポイント
ふっくらした丸顔の方は、「童顔に見えてしまう」と悩んでいる方が多いようです。
幼く見えてしまうことで悩んでいる方は、前髪を長く取って大人っぽさをアップさせましょう。横の髪の毛も前髪と同じ長さ程度にカットし、統一感をもたせればくせ毛もオシャレなパーマ風に見えますよ。
反対に「実年齢より若く見せたい」という方は、前髪をつくって横の髪の長さを耳程度までにしておけば、実年齢より若見えできるでしょう。
面長さんは横幅ボリュームでバランスよくしよう
面長の方は、「ショートにしたら面長が目立ちそう」と悩まれている方が多いですが、カットを工夫すれば面長をカモフラージュできますよ。
顔が長く見えてしまいがちな面長の方はサイドにボリュームを作り、顔が長く見えないようにバランスを意識しましょう。前髪をセンター分けにしてしまうと、おでこが見えて余計に面長に見えてしまうので、前髪はつくってください。
セットをするときにはサイドバングにボリュームを持たせ、くせを活かしたひし形シルエットにすれば顔の長さをカモフラージュできます。
ベース型さんは縦のラインを意識して
「フェイスラインが目立つから」とショートヘアを避けているベース型の方も、縦ラインを意識してクセを活かせば、ショートヘアも失敗知らずですよ。
エラでフェイスラインと顔の横幅が気になりがちなベース型の方は、前髪を意識したショートヘアにしましょう。
前髪を少し重めに残して横にながすことで、縦ラインが強調されてフェイスラインをカモフラージュできます。
また、セットするときにクセを活かしてフェイスラインに動きを持たせれば、平面的に見えてしまうフェイスラインの悩みも解消できますよ。
くせ毛を活かしたスタイリング方法
骨格に合わせたカットも大切ですが、一番大切なのはスタイリングです。くせを活かしたスタイリングでおしゃれなショートヘアを目指しましょう。
髪質に合ったスタイリング剤を見つけよう
くせ毛を活かすには、髪質に合ったスタイリング剤を探すことが大切です
髪のパサつきやチリチリ感が気になる方は、スタイリングをする前に「オイル」や「クリーム」で保湿をしてあげましょう。
クリームにはテクスチャが軽いものや重いものまで、いろいろな種類があります。
細毛の方には「軽めテクスチャのクリーム」、太毛の方には「重めテクスチャのクリーム」がオススメです。
とはいっても、実際につけてみないと本当に髪質に合っているかわからないので、いろいろ試してみてくださいね。
スタイリングをするときには、どのくらいボリュームを出したいかによってスタイリング剤を選びましょう。
髪にしっかり動きを出したい方は「ハード系のワックス」を、少し動きを出したい方は「バーム」を使用してください。
スタイリング方法
くせ毛を活かしたスタイリング方法を確認していきましょう。
髪を濡らす
くせ毛の方は朝起きた時、髪が広がっていたり寝ぐせがついていたりしています。まずは髪を濡らして寝ぐせを治しましょう。
「髪を濡らす時間がない」という方は、霧吹きなどで軽く湿らせる程度でOKです。
半乾き程度までドライヤーをする
半乾き程度になるまでドライヤーをします。根本はしっかり乾かして、毛先は少し湿らせておいてください。
最後に冷風でキューティクルを引き締めて、ドライヤー完了です。
オイルやクリームで保湿する
少し湿った髪に、オイルやクリームを塗って保湿をしていきます。髪のなかまでまんべんなく塗り込むことで、時間が経ってもペチャンコになりません。
ワックスやバームをつけて動きをだす
保湿ができたら、ワックスやバームを使って髪に動きを出していきましょう。内側から揉みこむようにつけていき、毛先は浮かないようにつまみながら付ければ完成です!
髪型を長時間キープさせたいときには、スプレーで固めておけば形をキープできますよ。
まとめ
くせ毛の方がショートヘアにするときには、骨格に合わせた髪型にすることが大切です。自分の骨格とくせ毛を活かした髪型にすれば、抵抗があったショートヘアも失敗知らずですよ!
そしてショートヘアで一番大切なのは、日々のスタイリングです。自分の髪質に合ったスタイリング剤を見つけて、くせ毛を活かしたスタイリングをしましょう。