縮毛矯正の失敗原因とよくあるパターン例

 

縮毛矯正は高い技術レベルを求められる

美容室で行えるメニューの中でも難易度が高いのが、縮毛矯正になります。
人によってクセの強さやダメージの具合、長さ、太さなど、皆一緒というわけではありません。
その方の髪の毛の状態をしっかりと見ながら、薬剤の濃度を決めてクセの強いところ、弱いところと差をつけて塗っていかなければいけません。
さらに1つの目の薬剤を付けた後に一旦洗い流しその後アイロンをするのですが、ここでの温度調整や髪の毛にアイロンを当てる時間でも仕上がりが大きく変わってきます。

特に経験がまだ少ない方に当たってしまうと、上手に髪質を見極められなくて失敗してしまう場合も多いのです。
さらに初めて会ったお客様の場合実際に薬剤を塗って、髪の毛の軟化の具合などどうなっていくのか見てみないとわからないというのもあります。
失敗されたくないと思うのであれば、ある程度経験値があり、さらに縮毛矯正が得意という方を指名したほうが無難です。

縮毛矯正の失敗要因

失敗の要因として大きいのは、薬液濃度が合わない場合と、アイロンの使い方が悪いというのがあります。
施術を行う中でも一番大切なのが、1つ目の薬剤を塗ってその方にベストなタイミングで洗い流し、しっかりと乾かした後はアイロンでクセを伸ばす工程です。

その後は2つの目の定着剤を付け流してトリートメントやコンディショナーを付けブローで終了しますが、ここで失敗してしまうことはほとんどありません。
具体的にどんな失敗の要因があるのか、こちらでさらに見ていきましょう。

薬剤の濃度

いきなり強いものを使われてしまうと、傷みが激しく毛がボサボサになってしまいます。
あまり経験のない担当がついてしまい、見立てが悪く、本当はもっと弱い薬液でなければいけなかったのに、クセが強いからとすぐに濃度の高い薬剤を使ってしまう場合、髪を乾かした後にチリチリになってしまうのです。

本来はダメージヘアだと感じた時や初めてのお客様が来てどの薬剤が良いか迷った時には優しいものを付けます。
そして毛が軟化しているか調べた時にまだ勢いがあり軟化していないと判断した時に、さらに強い薬剤を付けて様子を見ていきます。
しかし安い価格で売り出しているお店では、この工程をじっくりと行っている余裕がなく強い薬剤を一気に付けて時間を短く置き、アイロンに移ろうとする場合もあるのです。

経験のない担当だけでなく、店の方針として手早く回転率良くと考えていると、失敗という結果になってしまう場合もあります。

アイロンの温度・当てる時間

軟化させてアイロンを使う段階でも、温度や当てる時間でも大きく仕上がりが違ってきます。
熱固定するのが大切なのですが、急いで行ってしまうとアイロンを髪の毛に当てていても熱固定されないので仕上がりが悪くなってしまうのです。

髪が真っ直ぐになってもツヤが出ずに、ボサボサなままになってしまうこともあります。
重要なのが当てすぎもよくありますが、最低でも約2秒はアイロンを髪の毛に当てないと熱固定ができません。
安いお店の場合回転率や次の予約のお客さんのことを考えてしまって、約2秒以下のアイロンになってしまうケースもあります。

よくある失敗パターン

せっかくきれいになるために美容室に行っているのに、縮毛矯正がかからないあるいはかかりすぎて失敗されてしまうパターンがいくつかあります。
こちらでは失敗でよく多いものは何か、詳しく紹介していきます。

矯正が掛かりきっていない

美容師が薬剤選びを失敗してしまうと、本来もっとしっかりとかかるはずの縮毛矯正が掛かりきっていない状態となってしまいます。
薬剤は強いもの弱いものとその間の中間のものがあり、その方のクセの強さやダメージなども見極めなければなりません。

しかし勘違いをしてしまった場合や見極めが間違ってしまうと仕上がった時にクセがあるままで、施術する前とほとんど変わらないということにもなりかねないのです。
アイロンでも熱固定が甘い場合や温度が足りない場合も失敗のまま終わってしまいます。

髪がビビリ毛になった

髪の毛が傷んでいて本来は弱いものを付けて様子を見ながら、軟化しなかった時だけ強くしていかなければならないところ、薬剤が強すぎるものをすぐに付けてしまうとビビリ毛になります。

髪の状態がデリケートなところに強い薬剤を使ってしまうと、チリチリの手触りになってしまうのです。
ガサガサな手触りなだけでなく、河童のような不自然な真っ直ぐさも出てしまいます。
薬剤は昔に比べて進化はしていますが、それでも傷んでいるのに無理に短時間で施術を終わらせようと強い薬剤を使ってしまうと、チリチリの結果となってしまいます。

掛かりが強すぎて髪がペタンとしている

ある程度真っ直ぐにするためペタンとはしてしまうのですが、明らかに前髪がツンツンしてしまっていて髪が不自然なほどに真っ直ぐになってしまうケースもあります。

これは薬剤が強めのものを使われてしまった場合やアイロンで伸ばす時にも急いでいて高温で一気に真っ直ぐにされたのが原因となっています。
クセが出るのは少し早くなってしまいますが、弱い薬剤を使ってもらった方がペタンとしにくいです。

縮毛矯正に失敗したら返金はある?

もし施術の前に髪の傷み具合を見て、もしかしたら失敗するリスクがあるかもしれないと話されていれば、満額の保証は受けられない可能性もあります。
しかし何も話がなく、担当の方のミスで失敗されてしまったとしたら、返金になる可能性も高いです。
しかしこれは美容室によって対応は分かれますので、万が一失敗された時にはそのままクレームを言いましょう。

美容室選びは慎重に

きれいになりたいけれどもお金の節約もしたいと考えてしまうと、安いお店ばかりに目がいきがちです。
しかし安いということは、それだけ施術にも差が出てくるという意味でもあります。

単価を安くしている分売り上げを上げようと、無理に薬剤が強く、時短でのアイロンをされてしまうかもしれません。
その挙句失敗されるよりも、しっかりとカウンセリングをし髪の毛の状態を見ながら薬剤の強さやアイロンのかけ方の工夫をしてくれる美容室を選びましょう。

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