梅雨時期も快適に過ごす!髪の湿気対策とおすすめヘアアイテム

「湿気で髪がまとまらない…」「梅雨時期は憂鬱」髪の毛がまとまらないだけで、雨の日は落ち込んでしまいますよね。湿度が高い日に髪の毛がうねったり、広がったりする原因。それは「髪質」にあります。

自分の髪質を理解し、湿気対策をしておけば雨の日にも落ち込むことはありません。今回は湿気で髪がうねる原因や、自宅でできる湿気対策、おすすめアイテムを紹介していきます。

湿気で髪がうねったり広がったりする原因

日本人の約70%の人はくせ毛の髪質なので、梅雨時期にうねりや広がりで悩んでいる人は多いです。雨の日や梅雨時期などの、湿度が高い日に髪の毛がうねったり広がったりする原因を知っていますか?ここでは、湿気で髪の毛がまとまりにくくなる原因を説明します。

水分を吸収しやすい髪質だから

髪の毛には水分を吸収しやすい髪質と、吸収しにくい髪質があります。湿気で髪にくせが出てしまう人は、水分を吸収しやすい髪質の人です。

雨の日や梅雨時期などの湿度が高い日には、水分を吸収しやすい人の髪の毛は水分を吸い込んで、髪がまだらに膨張します。髪の毛の水分量は普段の約2倍になり、髪の水分バランスが崩れてしまいます。そのため髪の毛がうねったり広がったりして、まとまりにくくなってしまうのです。

髪の毛がダメージを受けているから

カラーやブリーチ、パーマ、熱によって髪の毛がダメージを受けている人も、湿度の高い日には髪の毛がまとまりにくくなります。原因は先ほど説明した通り、髪が水分を吸収してしまうからです。髪の表面は「キューティクル」という、うろこの形をしたタンパク質で覆われています。キューティクルには髪の毛内部の水分量を調節する役割があり、髪の毛が乾いているときには水分を浸透させません。

しかし髪の毛がダメージを受けてキューティクルが傷ついてしまうと、うまく水分調節ができなくなり、水分を吸収しやすくなってしまいます。その結果、湿度の高い日や汗をかいただけでも、髪の毛がまとまりにくくなってしまうのです。

髪を湿気から守るためのホームケア

髪の毛が水分を吸収することによって、髪の毛がうねったり広がったりすることがわかりましたね。水分によってまとまりにくくなる髪の毛は、水分量を調節してあげれば湿気対策をすることができます。ここでは、髪の毛を湿気から守るためのホームケアについて説明します。

シャンプーの量に気をつける

洗髪をするときには、シャンプーと水分量に気を付けてあげましょう。髪の毛を濡らしたら、シャンプーをつける前に髪の毛の水分を絞ってください。髪の毛が濡れているとシャンプーが泡立ちにくくなり、髪の毛をこすりすぎてダメージを与えてしまうからです。

また、シャンプーの量も多過ぎず少な過ぎないようにしてください。髪の毛の量に合わせたシャンプー量は以下の通りです。

  • ショート:1プッシュ
  • ボブ:1〜1.5プッシュ
  • ミディアム:1.5〜2プッシュ
  • ロング:2〜3プッシュ

シャンプーをつけすぎると洗い流すのが大変で、頭皮にシャンプーが残ってしまいます。頭皮にシャンプーが残ったままだと毛穴詰まりが起こり、髪の毛がうねってしまうのです。

トリートメントは内部補修効果があるものを使う

湿気対策には、内部補修効果があるトリートメントが効果的です。先ほど、髪の毛が水分を吸収しやすくなる原因には、キューティクルのダメージが関係あると説明しました。水分を吸収させないためには、髪の毛を補修して水分を取り込ませないようにしましょう。

内部補修効果のあるトリートメントは髪の毛の内部を補修する効果だけではなく、カラーやパーマなどの持ちをよくする効果もあります。カラーやパーマをしている方は、内部補修効果のあるトリートメントを使ってみてください。

内部補修ができるトリートメントは、サロンやネットショップから購入することができます。髪質に合うものを選びたいときには、サロンで美容師に相談しながら選んでみてくださいね。

ドライヤーする前にオイルをつける

ドライヤーをかける前やヘアセットをする前には、オイルをつけてください。オイルは髪の毛をセットするだけではなく、ドライヤーやコテ、アイロンなどの熱から髪を守ってくれます。また、髪の毛を保湿して、うねりや広がりを抑えてくれるうれしい効果も!

オイルの適正量は、以下の通りです。

  • ショート:1〜2滴
  • ミディアム:2〜3滴
  • ロング:3〜4滴

オイルは少量でも意外と伸びます。つけすぎてしまうと髪の毛がベタついたように見えるので、髪の毛の長さに合わせて適正量をつけてください。

ドライヤーをかけるコツ

ドライヤーをかける前に大切なのが、タオルドライ。タオルで髪の毛をはさみ、ゴシゴシ擦らないように優しく挟んで吸水させてください。髪の毛を乾かすときには、根元から毛先にかけて乾かしていきます。

ここで気を付けておきたいのが、コーミングです。髪の毛を乾かしながらブラシでコーミングすると、髪の毛のキューティクルが剥がれてしまいます。髪の毛の絡まりが気になるかもしれませんが、コーミングは髪の毛が8割程度乾いてからにしてください。

ドライヤーのかけ方についての詳しい説明は、こちらの記事に詳しく記載しています。

湿気対策に効果的なヘアアイテム3つ

湿気対策には、トリートメントやオイルが大切だと説明しました。ここでは湿気対策におすすめしたいヘアアイテムを3つ紹介します。

THROW(スロウ):トリートメント モイスト

潤いのある髪の毛に仕上がるモイストタイプのトリートメント。髪の毛の洗浄によって起こるカラー褐色を防ぎ、髪成分の流出も抑えてダメージケアもしっかりしてくれます。

  • 内容量:220g
  • メーカー小売希望価格:3,080円(税込)

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BOTANIST:ボタニカルトリートメントモイスト

30万種もの植物から厳選された植物由来成分のトリートメント。髪の毛の内部にまでしっかりと潤いを与え、しっとりとした仕上がりになります。ボタニストシリーズはドラッグストアで手軽に購入できるのもうれしいポイントです。

  • 内容量:490g
  • メーカー小売希望価格:1,540円(税込)

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大島椿

高い自社基準を満たす良質な椿油のみを使用した、天然椿油100%のオイル。低刺激なので、敏感肌の方でも安心して使うことができます。無香料、無着色なので好みが分かれにくく、どんな方でも使用できます。

  • 内容量:40ml
  • メーカー小売希望価格:1,210円(税込)

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まとめ

雨の日や梅雨時期などの湿気がある日に髪の毛がまとまりにくくなるのは、髪の毛の水分量が関係しています。とくに髪の毛がダメージを受けていると、水分を吸い込んで髪の毛が膨張し、うねってしまいます。

今回紹介した自宅でできるホームケアをしっかりとして、湿気に負けない髪の毛を手に入れましょう!

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