パーマはいろいろ種類があって呼び方も多いので、「美容院でやってもらっているけど実際のところ違いがよくわからない」という人も多いと思います。
そこでこの記事では、デジタルパーマやエアウエーブなど、いくつかのパーマの種類について解説し、それぞれのメリット・デメリットをあげていきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
パーマの種類と特徴
ここではデジタルパーマ、エアウエーブ、コールドパーマ(一般的なパーマ)の3種類について解説しましょう。
デジタルパーマ
デジタルパーマはかかりにくいという話をよく耳にしますが、デジタルパーマはウエーブが大きいことが特徴で、細かいカールを「パーマ」と思っている人には、「パーマがしっかりかかっていない?」と思われることもあります。
逆にコールドパーマは大きめのウエーブを出すのがあまり得意ではありませんから、大きいウエーブを長持ちさせたい場合はデジタルパーマがおススメです。
デジタルパーマはまず薬剤を塗っていったんそれを流してから、ロットを撒いてそこに電気を通します。薬剤を流す時間もあるのでコールドパーマに比べると施術が30分程度は長くなると思っておきましょう。
コールドパーマは濡れた状態でカールが強く出ますが、デジタルパーマは乾いた時にカールの特徴がよく出ます。そのためヘアスタイルを再現しやすく、セットが簡単な点がメリットです。
ただし、髪が温度の影響を受けるので、ダメージが比較的大きいというデメリットがあります。ですが、ベルダでは低温でのデジタルパーマ施術を行うことにより、
カールはしっかりと再現し、ダメージを最小限に抑えて施術します。
エアウエーブ
エアウエーブも薬剤を塗ってから洗い流す点ではデジタルパーマと似ています。しかしエアウエーブはデジタルパーマより低い温度でパーマをかけること、風の力を使ってパーマをかけることなどを特徴としているので、髪にかかる負担が少ないことが大きなメリットです。
また、熱を低めにして仕上げるので、柔らかいふんわりしたイメージを作りやすいこと、乾いている時パーマの特徴が出るので、セットがしやすいことも利点と言えるでしょう。長い髪でもしっかりかけられるのも嬉しいポイントです。
デメリットとしては、風を使う施術のため、パーマをかけている時うるさく感じる人もいます。とはいえこれは美容院の中だけのことなので、日常的なデメリットにはなりません。
また、エアウエーブにはガラス化と呼ばれる技術もあります。説明すると化学の勉強みたいになってしまうためここでは割愛しますが、ウエーブが安定して持続性が高いこと、キューティクルがキレイに整うことで手触りやツヤがなめらかなことなどが特徴です。
コールドパーマ
コールドパーマはまずロットを髪に巻いてから薬剤をつけてパーマをかけます。短い髪でもパーマをかけることができるのが大きなメリットです。また、細かいウエーブを作れることもコールドパーマの特徴です。髪の根元から立ち上げて、全体にふんわりした雰囲気を出すことにも向いています。
パーマである以上、ダメージが無いわけではありませんが、デジタルパーマよりは髪のダメージが少ないこと、ロッドを変えることでいろいろなデザインを楽しめること、などのメリットもあります。
一方、髪だけでなく頭皮に薬剤が触れる可能性もあるので、かぶれやすい人、敏感肌の人は注意しましょう。
さらにコテで巻いたような強いパーマを掛けることが難しいこと、乾燥した状態ではカールが弱くなるので、スタイリングする時に一度髪をぬらさないとうまくカールを出せないケースがあるのは注意点です。
また、デジタルパーマに比べるとパーマの効果が長く続かないのもコールドパーマのデメリットです。平均的には2~3か月程度ですが、人によっては1~2か月程度で取れることもあります。パーマをかけた日に洗髪しないこと、スタイリングの時あまり引っ張らないようにすることなどに気を付ければ、ある程度長持ちさせることが可能です。
パーマで失敗しない美容院選びのコツは?
パーマをかけることは手軽にイメージチェンジを楽しむことができますし、スタイリングを楽にするためにも便利な方法です。でも、どんなに丁寧な施術をしても髪にダメージがかからないわけではありません。
また、「パーマのかかり具合が希望したものと違う」、「パーマをかけたらすごく髪が傷んでしまった」という話もよく目にします。そこでこの項目ではどんな美容院に行けば、髪に優しく希望にあうパーマをかけることができるのかを解説しましょう。
イメージ共有をしっかりしてくれる
髪をカットする場合なら、「〇ミリ程度切りたい」などの指定ができますし、カット中も見ていればある程度様子が分かりますから、途中で指示を変えたり増やしたりすることもできます。美容師もお客さまの様子を見て途中で確認を入れやすいので大きく失敗するということはほとんどありません。
しかし、パーマの場合は薬剤を付けている時や巻いている時には仕上がりの様子はわからないので、美容師に任せる以外なくなります。そのため、仕上がり希望の写真を見せてイメージを共有することが重要です。
その際、美容師が写真とお客さまの髪質などを考慮して、仕上がりのイメージを修正してくれるようならその人は信頼できます。
薬液についてしっかりした考えがある
この記事でも何度か書いていますが、パーマは薬剤や熱を使うこともあって、髪へのダメージが発生することは避けられません。しかし、使う薬剤、施術の仕方、薬剤の除去などに気を遣う美容院なら、ダメージは最小限にすることができます。
そのため、初めての美容院でパーマや縮毛矯正、ヘアカラーを行う場合は、薬液についてどのくらい知識があるか、ブログなどで確認することをおススメします。「髪に優しい」などのきれいな言葉を書くことは誰でもできますが、実際にどんな工夫をしているのかを確認してからパーマを依頼しましょう。
パーマのかけ方まとめ
パーマの種類や特徴、パーマをかける際の注意点についてまとめました。
富山市掛尾町にある美容院ベルダでは、コールドパーマ、Wデジタルパーマ、Wガラス化エアウエーブの3種類を中心にパーマを提供しています。
当店はカウンセリングでお客さまの希望をしっかり聞き取りながら、髪のダメージ状態も完璧に把握し、事前に仕上がりの状況を共有してからパーマの施術を行いますのでお客さまとの行き違いがありません。
また、髪へのダメージを最小限にするために、薬液の除去を徹底的に行い、炭酸泉を使ったシャンプーもサービスしています。
「富山でパーマをかけたい」、「パーマで失敗したくない」、「想い通りのスタイリングを楽しみたい」と思う方は、髪を癒す美容院 ベルダにご相談ください。